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まず座席下のコネクターにテスターを当て純正スイッチのHiとLoの電圧・電流をそれぞれ測定してみました。
するとHi、Loとも差が無く14.1Vと3.8Aでした。
予測としてはHi側の方が高いのでは?と思っていたのですが…ではどうやってHi側の温度を高くしているのかnetでいろいろ調べてみると2つの制御方法があることが解りました。
@サーモスタットで一定の温度に達すると電源がOFFし、その温度設定をHi側は高くしている制御
A複数あるヒーターパットをLo側は直列、Hi側は並列で電圧がかかるように電気回路で制御
ということで再びテスターで調べてみました。
座席下のコネクターは3本線で青線(Lo)、白線(Hi)、黒線(アース)になっています。ここから制御を調べるため純正スイッチをHiとLoに切り替え測定します。
スイッチをLoにして測定
青線(Lo)と黒線(アース)14.3V
白線(Hi)と黒線(アース)0V
スイッチをHiににして測定
青線(Lo)と黒線(アース)0V
白線(Hi)と黒線(アース)14.3V
白線(Hi)と青線(Lo)14.3V
Hi側にすると白線(Hi)と青線(Lo)との間にも電圧がかかることが分かりました。このことから純正スイッチはAの並列の電気回路で制御していることが解りました。(純正スイッチ側で青線(Lo)の極性を切替えているようです)
それでは何故Hi側でヒューズが切れるのか?
AUTOMAX izumi のシートヒーターは@のサーモスタット制御で一定の温度で電源をONOFFし温度調整をしているようです。
試しに後席シートに取付けたAUTOMAX izumi の配線をテスターで測定してみると時間の経過とともに0Vになったり電圧がかかったりしています。またAUTOMAX
izumi のスイッチは普通の切り替えスイッチでLoで青線、Hiで白線に電気が流れます。(純正スイッチのような極性は替えていません)
このことから純正スイッチの制御とAUTOMAX izumi のシートヒーターの制御と合っていないためHi側にしたとき想定外の青線に電気が流れるためヒューズが飛ぶと思われます。検証としてコネクターから青線の端子のみを外しスイッチをHiにしてもヒューズが飛ばないことを確認しました。
後日、リレーを入れHi側にしたときに青線の配線に電気が流れないように対策をしたいと思います。
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